住宅地に建つ動物病院併用住宅。駐車スペースを除いた敷地中央に建物を配置し、その周囲に、動物のための庭・バックヤード・住宅のための庭をそれぞれ設けています。必要な建築面積・駐車面積を確保すると、それらの庭は細長い隙間のような空間になる為、建物のボリュームをわずかに回転させて台形のスペースとし、広がりをもった空間へ転換しています。また、敷地外周に高さの変化する塀をめぐらせて、塀によって庭を隣家や道路からのバッファーゾーンとするとともに、外部空間を室内の延長として取り込んでいます。 |
神奈川県南足柄市
動物病院併設住宅
木造、地上2階建
『Space』2012年7月号
『Urban Environment Design』2012年10月号
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